ヘクソカズラ(アカネ科) Paederia scandens (Lour.) Merr. 
草原から林縁、明るい林内など幅広い環境に生える、多年生のつる植物。
 葉は対生し、長さ4〜10cmになる。花は夏に咲き、黄褐色の実をつける。実のついたつるをドライフラワーにしてオブジェとして飾るのも風情があっておもしろい。
 全体に悪臭があるのでヘクソカズラという名前がついているが、花の真ん中がお灸のあとに似ているので、ヤイトバナともいわれる。また、サオトメバナという可憐な名前も持っている。
 紫金山の林縁、田んぼの畦の法面などに生えている。
果実、ドライフラワーにして部屋に飾ると風情がある。