コバノミツバツツジ(ツツジ科) Rhododendron reticulatum D. Don
 枝の先にひし形状卵形の3枚の葉を輪生状につける落葉低木である。花は4月上旬に咲く。西日本のアカマツ林、コナラ林に多い。近縁のミツバツツジより葉が小さいのでこの名がついた。
 紫金山には元々多く、山全体がムラサキに染まることからこ紫金山という名がついた。しかし、最近、遷移が進み林が常緑化してきたため、減ってきている。そのため、1998年から大阪自然環境保全協会が中心になり、市民による里山管理が行われ、コバノミツバツツジが復活してきた。
コバノミツバツツジの葉 紅葉 果実、小さな種がたくさん入っている