コウヤボウキ(キク科)
Pertya scandens
(Thunb.) Sch. Bip.
日当たりの良い林床に生える夏緑小低木。花は当年生の枝に晩秋に咲く。高さ60〜80cmで、当年生の枝の葉は卵形でとなるが、2年生の枝には卵状披針形の葉が輪生状につく。葉には毛がある。
高野山でこの枝を使ってほうきを作ったことからこの名が付いた。紫金山公園ではわずかにしかみられず、現在生育しているところも暗くなってきているので、将来消滅するおそれもある。
2年目の枝の葉