ミヤマカラスアゲハ (アゲハチョウ科)

 九州以北の日本各地に各地に分布するが、山地に多く、平野部では少ない。通常年2回発生し、春型と夏型がある。夏型の方がやや大型である。写真のものは夏型。
 雌は後ろバネの赤い三日月状の紋がよく発達するが、雄は目立たない。
 食草はコクサギ、カラスザンショウ、イヌザンショウ、カラタチ、ナツミカンなどのミカン科の植物である。
紫金山公園ではミカン科の植物はあるが発生していないものと思われる。たまたま、どこかから飛来してきた可能性が高い。
(撮影日:2013年9月5日)