ツマグロヒョウモン (タテハチョウ科)
世界の熱帯・温帯に広く分布している。前翅長は40mm前後で,雌の羽の先は黒く白い斑紋の筋がある。
昔は関西以西にしか見られなかったが,温暖化に伴い北上している。
幼虫はスミレ類を食草としており,パンジーなどの園芸種も食べる。そのため都会の市街地でも多く見られる。
雄の羽の裏
雌の羽の模様
雌の羽の裏
幼虫。葉を食べ尽くすと次の餌を求めて動き回る。
蛹。上半部の銀色に光る点が目立つ。