スズメノテッポウ(イネ科) Alopecurus aequalis Sobol.
 春先の田んぼや畦に生え、やや湿った場所を好む。株状になり、高さ30cm程度になる。春先だけに見られ夏には消える。
 別名としてスズメノマクラ、ヤリクサなどともいわれる。雀とは小さいという意味で、穂の形から鉄砲や枕になぞらえられている。また、槍草も穂の形からきている。
 穂の下の葉鞘の部分を切り取り、草笛にして遊ぶ。