ヤブガラシ(ブドウ科)
Cayratia japonica
(Thunb.) Gagn.
林縁などに生える多年生のつる植物。葉は5枚の小さな葉を持つ鳥足状の複葉である。花は夏に咲き、アゲハチョウなどの吸密源となっている。やぶを枯らして盛んに繁ることからこの名がついた。また、別名ビンボウカズラといい、おう盛に繁殖して山林を枯らし、そのために貧乏になるからだといわれている。
紫金山では名神高速道路の高架下近くの法面に多い。